自分だけのロードバイクをフレームオーダー

ロードバイクのフレームオーダーとは

ロードバイクのフレームオーダーとは、自分にピッタリのロードバイクを作ることができる注文方法です。
ロードバイクの中には既製品がたくさんありますし、既製品でも大満足できる人は多いでしょう。
しかし、万人のために作られたロードバイクでは乗っているうちに不満に感じるところが出てきたり、自分の体にフィットせずに無理をしていることに気づくことがあるかもしれません。
自身の身長や体型、こんなデザインが欲しいという希望に合わせて完全カスタムメイドで作成してくれるのが、ロードバイクのフレームオーダーなのです。

ロードバイクのフレームオーダーは、一般のロードバイクショップで注文できるわけではありません。
多くの場合、フレームオーダーを専門に取り扱う職人が工房を持っていて、そこでサイズを計測したりヒアリングをした上で一つ一つを作成してくれます。

この職人はフレームビルダーと呼ばれていて、モノづくりのプロです。
1台ずつ完全手作業での手作りとなるため、お値段は既製品と比べると高めとなります。
しかし、世界に一つしか存在せず、自分のためだけに作られたロードバイクが欲しい人にとっては夢のようなオーダー方法ではないでしょうか。

フレームオーダーにはどんなメリットがある?

ロードバイクのロードバイクには、たくさんのメリットがあります。
ロードバイクを楽しむ人は、それぞれに体型や体力、乗り方は異なります。
10人のライダーがいれば、10通りの乗り方や楽しみ方があると言っても過言ではないでしょう。
そうした自分の体型や体格、乗り方に合わせてフレームを作成してもらえる点がフレームオーダーの大きなメリットです。

フレームオーダーのメリットには、設計の段階からオーダーできるので思い通りのデザインに仕上がるという点もあります。
機能面だけでなく、重量やデザインの面においても気に入った既製品の中から選ぶという作業が必要ありません。
希望やニーズを全て取り入れることができるという点が、フレームオーダーのメリットなのです。

フレームオーダーはどんな流れ?

ロードバイクのフレームオーダーはまず、ライダーのサイズ測定からスタートします。
職人がメジャーで測定するのではなく、フレームオーダー用のシミュレーターを使い、ハンドルやサドル、ステムの長さを微調整しながらデータを測定していきます。

サイズ測定の後は、設計に入ります。
色やデザインを決めるだけでなく、細かい部分までヒアリングをしながら決めた上で、職人は制作作業に取り掛かります。
納期までにかかる期間はケースバイケースで異なりますが、早くても3ヶ月~4か月程度かかることは多いです。
気長に待つのが良いでしょう。