カワサキニンジャといえば男性に似合うバイク
バイクの醍醐味というとやはり大型バイク、排気量の大きなバイクに乗るという醍醐味があります。
カワサキは様々なバイクを扱っていますが、その中でも不動の人気を誇っているバイクといえばニンジャです。
カワサキのバイクがニンジャと呼ばれるようになったのはなぜかというと、そのきっかけとなったのはGPZ900Rです。
当時、750㏄以上のバイクは規制があり国内で販売されていなかったので、GPZ900Rは輸出用のバイクでした。
北米仕様として販売されるGPZ900Rにペットネームという形で利用されていたのが「Ninja」というネームです。
このNinjaというネームが車体にステッカーによって貼られていたことがカワサキのバイク、イコールニンジャとしてのイメージを作ったのです。
Z1の後継として生まれたGPZ900R
アメリカの映画「トップガン」は日本でも大ヒットし、その際、サングラス、MA1など映画の中で主人公が着用したファッションなどが大流行したのですが、この時その俳優さんが銀幕の中で乗っていたバイク、それがGPZ900Rだったのです。
当時、ゼロヨンのなかで最速という事もあり、カワサキのバイクイコールニンジャというイメージが一気に世界的なものとなったのです。
このバイクの大きな特徴といえばサイドカムチェーンです。
当時それまでのバイクについてはセンターカムチェーンがほとんどだったところ、GPZ900Rはサイドカムチェーン採用だったのです。
こうしたことにより、エンジンをスリムに、また吸気ポートをストレートにできるなど、デザインにも大きな影響を与えました。
カワサキ ニンジャの魅力は尽きない
2011年に発売されたカワサキニンジャ1000、これはZ1000にカウルが付いたバイクというイメージがありますが、見た目にはZ1000よりもかなりソフトなイメージとなっています。
乗り手を選びそうなイメージがあるZ1000と比較すると、カワサキNinja1000はツアラー的なイメージがあるバイクです。
大型バイクが好きな人に魅力的なバイクといえば、ニンジャの中でも最大排気量を持っているメガバイク「ZX-14R」でしょう。
元々KAWASAKIは大排気量のバイクが得意中の得意というメーカーなので1400クラスというバイクがあっても違和感はないのですが、見た目がとにかく「デカい!」のです。
しかし実際にのってみるとシートの高さも800mmとなっているため、身長がそれほど高くない日本人でも無理なく乗ることができるメガバイクです。
大型バイクの醍醐味、魅力をそのまま詰め込んだようなニンジャは、海外でも国内でも不動の人気を誇っています。
このバイクの魅力を知ると、大型バイクにいつか乗ってみたいと憧れる人も多いという事がよく理解できます。