高速道路走行が得意になれば長距離ツーリングが楽しめる
免許を取って愛車を買ったあとは、一秒でも早くツーリングに出かけたい!遠出をしたい!と思っている方も多いものです。
しかしバイクでの高速道路の走行に苦手意識を抱いていたり、ハードルが高いという気持ちを持っている方も意外と少なくありません。
ベテランにならないと高速道路を走るなんてとても無理!と不安を抱いている方は、いくつかのポイントを事前に押さえておくことをおすすめします。
バイクで高速道路に乗れるようになると、遠出ができたり長距離のツーリングプランも立てられるので、高速道路の克服はぜひ挑戦してみてください。
高速道路走行のポイントとコツをご紹介
高速道路に乗る前にまず注意しておきたいのは、バイクの状態です。
高速道路では一般道路よりも長距離を走ることになるので、まず最初に燃料をチェックしておきましょう。
ガソリンタンクが車ほど大きくないため、走っている途中でもこまめに残量をチェックするのが大切です。
高速道路では約50kmごとにガソリンスタンドがあるので、事前にどこでガソリンを入れるのか考えておくのも良いでしょう。
また、積荷やタイヤの状態も事前にチェックしておいてください。
それ以外にも、服装や料金の支払い方法も確認しておきましょう。
手軽で割引もきくETCを装備するのがおすすめです。
事前の準備が万端になったら、次はいよいよ実践編です。
まず意識したいのは、高速道路に乗ったら車間距離を広めに取るという点です。
追突や落下物など、思わぬ事故を避けるためにもこれは絶対に意識しておきましょう。
恐怖心が強くなるとついついスピードを落としてしまいがちですが、他の車両の流れに乗るのは最も安全な状況になります。
冷静に車間を広めにとりながら、周囲のスピードに合わせましょう。
また、高速道路で車線を変更する際、急激に車体をパンクさせないことも大きなポイントです。
路面状況を確認し、スリップ事故につながらないよう緩やかに車線変更を行いましょう。
車線変更するときのマナーとして、早めにウインカーを出し、遅めにウインカーを戻すということが大切です。
特に「遅めにウインカーを戻す」ということは多くのバイカーが忘れてしまいがちですが、後続車から意思表示を見てもらうために長めのウインカーが大切なのです。
バイクでの高速道路走行で注意したいこと
バイクで高速道路を通行するときは、路側帯の通行禁止ルールをしっかり覚えておきましょう。
一番左側の車線の左側についている路側帯は、事故や故障の場合を除き、通行や駐停車は禁止されています。
渋滞時にはついバイクだからと横をすり抜けて行きたくなってしまいますが、禁止されているので注意しましょう。