バイク離れから一転バイクブームが来ている?
最近道路を走っていると、あれ?バイクが多いなと感じる事が多くなっています。
特に親父さんたちが楽しそうに集団でバイクを楽しむ姿を見かける事が多くなっていると感じている方も多いでしょう。
実は現在の二輪新車購入者の平均年齢をみてみると51歳という年齢がでてきます。
リターンライダーという言葉をすでにお聞きになったことがあるという方も少なくないと思いますが、80年代、空前のバイクブームと呼ばれた当時、若者だった年代が今、またバイクを楽しんでいるのです。
これがリターンライダーと呼ばれる親父世代のライダーたちです。
学生などの間で人気の合宿免許では、普通二輪免許や大型二輪免許を取り扱っているところも増え、学生はもちろん、時間のない社会人でも短期集中でバイクの免許を取得できるようになりました。
年齢問わず、時間を作れば免許も取りに行けるというメリットがあるのでいいですよね。
◎二輪免許(バイク)を取得できる教習所 (らくらく合宿免許)
バイクに乗りたいけれど、通学免許だとなかなか時間が取れないという人や、親父世代の中で今からバイクの免許を取りたいという人にもおすすめです。
このように、リターンライダーたちばかりではなく、実は20代、30代の方々もバイクに注目しているというデータも出てきているのです。
ヤマハのYZF-R25、このモデルはグローバル展開を行っているバイクなのですが、たった1ヵ月という販売期間で年間7000台という販売計画を超えるような数字、1ヵ月で3800台という注文が入ったというのです。
この購入者の平均年齢は30代前半、このうち5割弱が29歳以下という若い年代のライダーだという事がわかっています。
リターンライダーたちの新車購入と比較すると、なかなか販売台数が伸びない年代が20代、30代という数字も出ているため、若者たちはどのようにバイクを楽しんでいるのか?と調べてみると、そこには「レンタルバイク」という言葉が登場します。
若者はレンタルでバイクを楽しむ?
レンタルバイクの利用者、平均年齢をみると37歳歳くらいという平均年齢がでてきます。
年代別を見てみると、20代で3割、30代も3割くらい、50代以上となると銅なのかというと、1割強くらい、つまり50代はレンタルをあまり利用していないという事がわかります。
20代後半くらいから30代は家庭を持つという事もあり、趣味としてバイクを楽しむ余裕がないという事もあります。
50代くらいになるとお子さんが手を離れてある程度資金的に余裕ができたという事もあるでしょう。
お金に余裕がない若い世代もレンタルバイクなどを利用しているところをみると、興味がないという事はなく、特にバイクユーザーが高齢化しているという事でもなく、バイクを買うか買わないかという違いだという事が分かります。
バイクブームは80年代ほどとはいかないかもしれませんが、バイク好きな人がいろいろな方法でバイクを楽しめる時代が来ているといえそうです。