ロードバイクのコンポーネントとは?
ロードバイクのコンポーネントとは、バイクを構成している各パーツのことを呼びます。
コンポーネントという名前のパーツがあるわけではなく、それぞれのパーツがバイクのコンポーネントを作り出しています。
具体的にどんなパーツがあるかというと、ブレーキやレバー、フロントとリアのディレイラー、チェーンホイルやチェーン、ボトムブラケットやスプロケットがコンポーネントに分類されます。
バイクのフレームはコンポーネントとは呼びません。
バイクのコンポーネントには、それぞれ多種多様な製品がラインナップされています。
初心者向けのものからプロのロードレーサー向けのものまで幅広いラインナップとなっていて、ライダーはそれぞれのスキルやレベルに合わせてコンポーネントを選ぶことができます。
プロ仕様のものになると、精度がアップするだけでなく軽量なものが多くなりますが、価格面も高くなるのが一般的です。
例えばブレーキを構成するコンポーネントの一つであるレバーは、変速レバーが一体となったものがトレンドです。
しかし、メーカーやモデルごとにレバーの操作性や形状が異なるだけでなく、プロ仕様のものは変速数が多いという特徴があります。
チェーンホイールはクランクとも呼ばれていて、ライダーがペダルをこぐ力をチェーンに伝える役割をしています。
ギアが1枚のみのシングルタイプに加え、2枚ギアのダブルタイプ、そして3枚のトリプルタイプなどがあります。
歯数が小さいほど小さな力でチェーンを回すことができるコンポーネントです。
コンポーネントのメーカーにはどんな企業がある?
ロードバイク用コンポーネントは、世界中にたくさんのメーカ0があります。
世界中のプロレーサーたちから愛されている日本メーカーもあり、その中でも良く知られているのは世界レベルのコンポーネントメーカーとして定評のあるSHIMANO(シマノ)ではないでしょうか。
SHIMANOでは11速の変速ギアのラインナップが充実していて、プロレーサーが愛用するトップグレードモデルなども数多くあります。
イタリアが誇るコンポーネントメーカーCAMPAGNOLO(カンパニョーロ)も、高い人気があります。
1933年に創業した企業で、オリジナリティの高いフォルムやデザインでレーサーを魅了するだけでなく、高いパフォーマンス性でも定評があります。
見た目がとてもオシャレなので、ヨーロッパ製のバイクに合わせるととても完成度が高い仕上がりとなります。
MTB分野から参入したSRAM(スラム)も、近年ではロードバイクコンポーネントで定評があるメーカーです。
ラインナップの数はSHIMANOやカンパニョーロと比較して少ないものの、油圧式のディスクを全モデルに搭載するなど、テクノロジーを全面に押し出したラインナップが注目を集めています。