ロードバイクのメンテナンスって難しい?
ロードバイクは今、健康のために運動するという方も、趣味として楽しみたいという人も、通勤に利用したいという人も注目している乗り物です。
かなりスピードを出すこともでき、レースなどもありますので趣味として楽しむ人も多くなり、質の高いロードバイクが多数販売されています。
二輪などもそうですがロードバイクもある程度管理、メンテナンスが必要といわれます。
こうしたメンテナンスや管理などが面倒なのではないか?とロードバイクに乗ることをためらう方も少なくないのですが、実はこのメンテナンス、意外とシンプルでそれほど難しいものではないのです。
基本的な毎日5分のメンテナンス
ロードバイクの基本メンテナンスは拭く、という事です。
走ってからそのままに保管しておくと汚れが落ちにくくなりますし、水滴などが付いていればフレームなど劣化します。
部品の劣化が進めば、ロードバイク自体の寿命も短くなりますので、乗ったら「きれいに拭き掃除する」という5分程度のメンテナンスを覚えておきましょう。
ウエスでフレーム全体の汚れをふき取り、特にタイヤ部分に汚れがたまりやすいのでその付近の汚れをきれいに取り除きます。
タイヤは汚れを落とすことで劣化を防ぐことができますので、タイヤの拭き掃除は念入りに行った方がタイヤの交換期間を長くすることにもつながります。
フレームをひっくり返し丁寧に屋内で拭き掃除するという事も大切です。
ある程度の汚れが落ちたら室内に移動して、裏側の汚れをしっかりと落とします。
こうして丁寧に基本メンテナンスすることでロードバイクの寿命を伸ばし、大掛かりな故障なども予防する事ができるのです。
拭き掃除によってわかる事
毎回ロードバイクに乗って基本メンテナンスを行うことで傷んでいる場所、劣化が進んでいる場所などを把握できます。
拭き掃除を丁寧にすることで、すべての目に見えるパーツを目にすることになりますので、劣化、傷み、錆、故障個所などが一目瞭然にわかるのです。
故障個所などはまだひどくならないうちに修理するなどすれば、費用がかかる大掛かりな修理になりません。
例えばフロントフォークにひびがあると発見して即お店に持っていき見てもらうと、もう少しひどくなればフォークが折れてかなり費用がかかったといわれたことがあるという方もいます。
これは費用がかかる事でもありますし、知らずにロードバイクを利用していれば、大きな事故につながる事にもなるのです。
念入りメンテナンスは1ヵ月に1回
1ヵ月に1回、もしくは2回、念入りメンテナンス・・・といっても10分程度のメンテナンスですが、しっかりと行っておくことでロードバイクの寿命を延ばせますし、安全にのることもできます。
10分のメンテナンスはチェーンメンテナンスとして行います。
チェーンの汚れを落として油などを拭き取ってきれいにしてから油をささないと効果も出ませんし、チェーンが汚く黒ずみ劣化します。
10分メンテでは、チェーン掃除用のウエスできれいに汚れをふき取って、スプレータイプのチェーンクリーナーをふきかけ拭き取ります。
さらに専用の洗浄器を利用し、キレイに汚れを洗い落とすという作業です。
最終的にチェーンをウエスで包み込みペダルを逆回転させて油を浸透させておけば、いつでも乗る準備完了、気持ちよく安全にロードを走る事ができます。
こうしたメンテナンスを行うことで、安全性の高い走りができますし、ロードバイクへの愛着もより深くなるでしょう。