車のグレードとは?
車を購入する時には、車種以外にも選ばなければならない項目がいくつかあります。
まず、ほとんどの車種には複数のグレードが設定されているため、車種の次にグレードを選ぶ必要が出てくるでしょう。
グレードは、ユーザーが求めているそれぞれ異なる仕様を提供する目的で設定されています。
同じ車種を購入している方でも、「燃費が良い方がいい」と言うユーザーもいれば「走行中の快適さが大事」と言うユーザーもいるからです。
一つの車種ですべてを盛り込んでしまうと、フル装備となり価格がグンと上がってしまうので、ユーザーのニーズに合わせて必要な装備を装着したグレードが選べるようになっています。
グレードによって異なるポイントは主に二つで、装備の違いとエンジンの種類と言えるでしょう。
複数のグレードがある車では、さらに装備がそれぞれ異なります。
外装・内装で装備に差が出たり、メカニズムに異なる特徴があるケースも少なくありません。
走行性能や燃費性能を気にしているユーザーがしっかりとチェックしたいのが、エンジンの種類です。
エンジンのスペックは購入後から変えにくいため、あなたのニーズに合わせたスペックを装備したグレードを選びましょう。
車のグレードや特別仕様車の選び方をご紹介
車には、様々なグレードや特別仕様車などがありますが、どのように選べばよいのでしょうか?
まず大切なのは、あなたのニーズが何かということを知ることです。
必要としている性能や不可欠と思う装備を頭の中で整理することで、自分に必要なグレードや仕様はどのようなものか決めやすくなるでしょう。
販売店でおすすめや売れ筋のグレードを訊いてみることもできます。
必要な装備を販売者に伝えた上で、どのグレードがおすすめか尋ねるのもいいでしょう。
オプションはどうする?
グレードを決めた後に、必要になってくるのがオプションの選択です。
オプションには主に、「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」という2種類があります。
メーカーオプションとは、工場で生産される時に搭載され後から取り付けることが不可能なものです。
ボディの特別な色、本革シート、サンルーフなどが挙げられます。
ディーラーオプションとは、販売店で搭載されるオプションです。
これは納車された後でも取り付けられるのが特徴です。
ボディコーティングやフロアマット、シートカバーなどが挙げられるでしょう。
多くの人が基本的に装着するオプションといえば、フロアマットやETC、ナビゲーションシステムなどでしょう。
特にオーディオやナビゲーションシステムは、工場で装着されるものとディーラーで装着されるものがそれぞれ異なります。
工場で装着されるものであれば、デザイン性や車との一体感が高くなるのが特徴です。