バイク点検って本当に必要なの?
免許を取り愛車を買ったら、とにかくツーリングに出かけたくなるものです。
どんなスポットに寄ってどんなグルメを楽しむのかなど、ツーリングの計画を立てるのはとにかくワクワクする楽しい時間です。
しかしバイクでのツーリングの場合、旅のプランニング以上に事故やトラブルなく無事に戻ってくることが一番大切と言えます。
安全なツーリングを実現するためには、ツーリングに出かける前のバイク点検が欠かせません。
「定期点検はちゃんと受けている」という方が多いと思いますが、ツーリング前には都度自分の目でしっかりとバイクの体調を確認してあげましょう。
ツーリングの途中でトラブルを起こしてしまうと、予定通りに度が進まないだけではなく事故につながってしまう可能性もあります。
単独事故ならまだしも、他人を巻き込んだ事故を起こしてしまえばあなただけの問題では済まなくなることもあります。
自分と他人の安全のためにも、出発前にはきちんと点検を行いましょう。
ツーリング前のバイク点検で確認したい箇所や点検方法
ツーリング前のバイク点検と言っても、大がかりなチェックは必要ありません。
誰にでも簡単にできるチェックで十分です。
まず初めに、ライト類を点検しましょう。
ヘッドライトやテールランプ、ストップランプ、ウィンカーといったランプが正常に動くかどうか確認しましょう。
特に長距離のツーリングで高速道路を走行する場合、ストップランプやウインカーといったランプが正常に働くことは安全を大きく左右します。
次に、バックミラーなど緩みやすい箇所のボルト類が走行中に緩んだり動いたりしないようにきちんと締まっているか確認しましょう。
後方確認が正しくできる位置に調整するために、座って調整するのがおすすめです。
また、走行距離が数千kmに達するようなロングツーリングでは、タイヤにも十分な気を遣わなくてはなりません。
様々な荷物を乗せたまま長時間走行すれば、当然タイヤの減りも早くなるため、ツーリングの距離に合わせて早めにタイヤ交換した方が良い場合もあります。
「現地でタイヤが購入できず、途中で帰宅しなければならなくなった」という事態を避けるためにも、タイヤには惜しまず投資するのがおすすめです。
タイヤの点検をする際には、荷物を載せて高速走行するとタイヤにその分の負担がかかるということも覚えておきましょう。
重い荷物を乗せる場合、タイヤの空気圧を普段よりも少し高めに設定するのがおすすめです。
空気圧を調整する時には、摩擦熱によって内部の空気が膨張してしまい正確に調整できなくなるため、走行する前のバイクやタイヤが熱くないタイミングで行いましょう。